のどが痛くて、病院で診察を受けると、お医者さんから「扁桃腺が腫れていますね」と言われることはよくあります。
この扁桃腺は、正しくは扁桃といいます。
鏡に向かって口を開けると、喉ちんこの両側にボツボツとしたアーモンドのような形状の器官が見えますね。
これは口蓋扁桃といわれるもので、一般的にこの部分を指して扁桃と呼んでいます。
つまり、扁桃は腺ではないのです。
ほかにも、鼻の後方と気道の間にある咽頭扁桃(アデノイド)、耳管の付け根にある耳管扁桃、舌の付け根にある舌根扁桃など、複数の扁桃がのどを取り囲むように存在しています。
これらのリンパ組織が総合的に機能して、外からの病原体が気管や肺に侵入するのを防いでいるのです。
口蓋扁桃と咽頭扁桃は、幼少期には徐々に大きくなり、7~8歳をピークにその後は収縮していきます。小さいうちに体の免疫力を高めていき、強力な病原体に対応できるような状態を作っていくわけですね。
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